一生に一度は会いたい!あざらしの赤ちゃんに会いに行く方法。いつ?どこへ?
2022/12/20
異常なかわいさでおなじみのあざらしの赤ちゃんですが、どこで会えるのかというのは、あまり知られていない気がします。
何やら真っ白い氷の上にいるし、そこどこなの!? 会いに行くのはとっても大変そう!
というイメージでしたが、調べてみるとそうでもなさそう!ということで、会いに行ってきました!
■どこで会えるの?
あざらしの赤ちゃんに会えるのは、カナダの東部に位置するマドレーヌ島というおいしそうな島です。
日本からは、トロントまで行き、乗り継いでケベックシティで1泊。
翌日、マドレーヌ島に飛びました。
■いつ会えるの?
あざらしの赤ちゃんに会えるのは、毎年、2月末からの2週間のみ!
というのも、あざらしは、2月末に流氷の上で赤ちゃんを産みますが、白くて赤ちゃんらしいのは生後2週間までで、それを過ぎるとどんどん黒っぽく、大きくなってしまうんです。
左の写真がマドレーヌ島の周りの流氷、右がマドレーヌ島です。真っ白!
■どうやって会いに行くの?料金は?
マドレーヌ島で現在、唯一、あざらしウォッチングを行っているのが「シャトー・マドリノホテル(Chateau Madelinot)」というホテルで、毎年、ホテル宿泊とウォッチングがセットになったパッケージを販売しています。
あざらしに会いに行くには、そのパッケージの予約を直接ホテルにするか、日本の旅行会社のツアーに申し込みます。
ホテルのパッケージの料金は、2017年の場合、3泊4日、あざらしウォッチング1回、その他のアクティビティ付きで、朝食付きが1,566カナダドル、3食付きが1,796カナダドルでした。(2人部屋利用時の1人分料金。小数点以下省略しています。)
延泊もできますし、あざらしウォッチングを追加することもできます。
追加のウォッチングの料金は、689.85カナダドルでした。(2017年)
最新の3~6泊までの料金プランや内容詳細は下記ページの真ん中の方の「AVAILABLE PACKAGES」のところにリンクされています。
(シーズンが終わると削除されるかもしれません。また11月末頃発表されると思います。)
→https://www.hotelsaccents.com/en/seal-pups-observation
■防寒着や靴、言葉の心配はご無用!
いざ、あざらしウォッチングに行く時は、防寒着とブーツはホテルで貸してもらえて、ホテルの前からヘリコプターに乗り、あざらしのいる氷の上まで飛んでゆきます。
楽ちん!
また、日本人のお客さんがとても多く、ホテルには日本語ができるスタッフの方がいますし、連絡事項は日本語で貼り出されます。
部屋には、ホテルやあざらしウォッチングについての、日本語の案内冊子も置いてあります。
とっても安心です♪
■いざ、あざらしの赤ちゃんのもとへ!
あざらしウォッチングへは、ホテルが指定したスケジュール(日時)に従って行きます。
着替えて、ヘリコプターに乗り込み、あざらしのいる流氷の上へ!
飛行時間は30~40分程。
あざらしの観察に良さそうな所を探して着陸します。
着陸前の低空飛行時には、ヘリコプターの中からも、あざらしを見ることができました! キュン♡
着陸!
一面、氷! ずーっとずーっと氷です! すごい~!
そして、思い思いにウォッチング!
約2時間、あざらしの赤ちゃんを見ることができます。
あっと言う間です!! ごろごろいます!!
■あざらしウォッチングまとめ
こんな感じで、あざらしの赤ちゃんに会うには、とにかく、マドレーヌ島のシャトー・マドリノホテルのパッケージを予約して、マドレーヌ島に行けばOKです♪
自分でガイドさんを雇ったりする必要はありません。
ちなみにマドレーヌ島の空港~ホテル間の送迎もパッケージに含まれているので、交通手段を心配する必要もありません!(旅行会社のツアー参加の場合も、もちろん同じです。)
かなり確立されたパッケージのお蔭で、想像していたよりずっと参加しやすく、ストレスが無い旅でした。
動物好き、旅行好きの方は、ぜひ、検討してみてはいかがでしょうか?
尚、天候によっては、ヘリコプターが飛べない日もあります。
また、暖冬で海に氷ができなかった場合は、その年のパッケージ自体が丸ごと中止になることもあります。(2016年は中止になりました。)
では、次回は、私が撮影したかわいすぎるあざらしの赤ちゃんコレクションをご覧ください!
※上記記事は2015年3月訪問時の情報・レートを基に作成しており、現在の状況と異なる場合があります。