ヤンゴンの「シュエダゴン・パゴダ」でミャンマー人に混じってお参り(服装・料金・お参りの方法)
2022/10/26
ミャンマーのヤンゴンで一番人気の観光スポット、「シュエダゴン・パゴダ」。
6~10世紀の間に建てられたと考えられる寺院で、高さ100mの巨大な黄金の仏塔の周りに60余りの仏塔や廟が建っています。
私はあまり興味が無かったのですが、時間も体力もあったので、行ってみることにしました。
この日は「タバウン祭」という満月の祭りの日だったので、何か特別なことが行われているのかなぁという期待もありつつ。(→特に無かったです。)
■「シュエダゴン・パゴダ」に入る時の注意事項
今回は北門から中へ。出入り口は東西南北それぞれにあります。
中に入る時は裸足で入ります。
脱いだ靴は入り口で預けることもできますが、袋を持って行き、自分で持っていれば、帰る時、他の出口から出ることもできるので、おすすめです。
また、服装は、露出の多い服装は禁じられています。
具体的には、ヒザが見えるパンツやスカートはNGです。
女性は胸元があきすぎている服もダメです。
ネット情報によると、ロンジーを5,000チャット(約430円)でレンタルすることもできるようです。
私はこちらの記事でご紹介したきゃわいいロンジーを持って行って、スカートの上に巻いて入場しました♪
■「シュエダゴン・パゴダ」の入場料は8USドル
参道前にはセキュリティチェックがあり、その先に長い参道が続いています。
参道の両側には、お土産やお供え物が売られています。
占いをした時に、お供えすべしといわれた傘もありました。
そして、参道が終わったあたりに、料金所があります。
外国人のみ入場料が必要で、料金は8,000チャット(約680円)でした。(または8USドル)
料金を払うと、右の写真のようなシールを服に貼ってもらえて、MAP付きのパンフレットがもらえます。
シールは1日有効です。
■厚い信仰心でできた黄金の仏塔
さて、いよいよ見えてきました!
黄金の仏塔!
おぉー!
寄進された金箔や金のプレートで覆われ、ピカピカです。
てっぺんの球体には、76カラットのダイヤが埋め込まれているそう。
他にも人々から寄進された宝石がたくさん埋め込まれています。(下からは見えません。)
■「シュエダゴン・パゴダ」でお参り!
基本的には巨大仏塔の周りを時計回りで回ります。
周りの仏塔の中に曜日別の守護像があるので、自分が生まれた曜日の像の所に行き、お参りをします。
私は月曜生まれなので、「マンデーコーナー」へ。
水曜生まれの人だけは、午前か午後かでも分かれるので要確認です。
ガイドブックによると、お参りの方法は以下の通り。
誕生曜日の守護像へのお参りの方法
1.像の前で正座して両手を額の前に合わせてお祈りして、三拝する。
2.守護像に願いを込めながらお水を1~3回かける。
3.下にいる守護動物にも願いを込めてお水を1~3回かける。
4.空になったお水の入れ物は、またお水を入れて元の場所へ戻す。
私はちょっと恐れ多くて、水をかけるところまで近づかなかったのですが、これが寺院共通のお参り方法とのことです。
曜日の守護像以外にも、子宝祈願の像やお金持ちになれる像、幸せな結婚ができる像などもあります。
そのへんは現地でもらえるMAPだと分かりづらいので、日本語のガイドブックで調べておくといいです。
お祈りスポットは、像の前だけではありません。
こちらは「成功の広場」と呼ばれる場所で、ここから仏塔に向かって祈ると、願い事が叶うといわれているのだそう。
一際多くの人がお祈りをしていました。北門から入って右手にある広場です。
■「シュエダゴン・パゴダ」の感想
そんなこんなで、ミャンマーの人々の厚い信仰心、祈るという行為が生活の一部となっている様子を見ることができました。
少し想像と違った点は、もっと静かで荘厳な雰囲気かと思っていたのですが、実際はガヤガヤ賑やかで、和気あいあいとした雰囲気で、レジャー要素を強めに感じたところです。
正確にいうと、祈る時は真剣に祈って、祈り終わったら楽しくリラックスしているようでした。
仏塔自体は、事前にガイドブックやネットで見過ぎて、そんなに感動しなかったのですが、人々の様子を見たり、自分もお祈りすることによって、よりミャンマーという国を感じ、体験することができて、良かったです♪
4:00~22:00(最終入場 21:45)
※タバウン祭(3月の満月の日)とワーゾォ祭(7月の満月の日)の日は24時間オープン。
定休日:なし
入場料:8,000チャット、または8USドル
https://www.shwedagonpagoda.com/
※上記記事は2017年3月訪問時の情報・レートを元に作成しており、現在の状況と異なる場合があります。