2022年夏セブ一人旅♡「Parr’t Ebelle Tinola」ローカル殺到!魚のスープ「ティノーラ」「ララン」や炭火焼き「シヌバ」が食べられる大人気シーフード店!
宿泊した「ラディソン ブル セブホテル」の近くのレストランを探していて見つけた「Parr’t Ebelle Tinola」!
新鮮な魚のスープやグリルがローカルに大人気で激混みというお店です。
行ってみると確かに、お昼前にはほぼ満席で大盛況!
お味は、私は残念ながら頼むメニューを間違えちゃった感がありますが、それが参考になると思いますので、体験をシェアしたいと思いますっ!
■「Parr’t Ebelle Tinola」の店内
お店に近づくと、店頭で大きな魚の切り身が炭火でモクモクと焼かれていました。
これは「シヌバ(Sinugba)」(または「Sugba」)と呼ばれるバーベキュー料理(グリル)で、イカや豚や鶏もあったようです。
ワイルドでおいしそう!
そしてこちらが店内。
壁が無くて半屋外という感じでローカル感満載♪
平日午前11時40分頃の写真ですが、既にほぼ満席です!
私は11時10分頃行ってすぐ座れましたが、11時20分から急に混みだしました。
夜は見ていませんが、ピーク時をずらして行った方がいいと思います♪
■「Parr’t Ebelle Tinola」のメニュー・注文方法
さて、お店に入ると正面にレジと、ご飯とスープを提供するカウンターがあります。
左手にはエアコンがある部屋があり、利用する場合、追加料金が必要とのこと。
注文はセルフサービスで、それぞれのお料理がある所に行って、受け取って席に置きます。
まず、店名にも入っているスープとご飯をゲットしました♪
ティノーラ(Tinola)
スープの所では何か言われましたが、よく分からないので「イスダ(魚)、ソウソウ、コレコレ、OK!」的に伝えて、魚のスープをゲットしました。
「ティノーラ」という、ショウガ入りのスープで、トマト、ショウガ、唐辛子、玉ねぎ、魚醤、塩を入れて作るシンプルなスープで、魚以外でも作られるそう。
グロテスク&ワイルド!
ララン(Larang)
そして、後で知りましたが、もう1種類、魚の頭が入った「ララン」というスープがありました!(「ニララン」「リナラン」とも言う。)
セブを中心とする中部ビサヤ地方発祥のスープだそう。
ご飯ブースの後ろあたりにあります。
スープを頼む時に何か言われたのは、きっと、どっちのスープにするか聞かれたんだと思います。
「ララン」はピリ辛のトマトベースのスープで、魚、ニンニク、赤玉ねぎ、トマト、トウチ、唐辛子、そしてタマリンドや熟す前のマンゴーなどの酸っぱい果物を入れることもあるとのこと。
そして、ココナッツミルクを入れる作り方と入れない作り方があり、こちらは入っていないように見えます。
魚はティノーラとは違う種類の魚を使っているそう。
小皿料理
そして一旦、お料理をテーブルに置いて、小皿料理が欲しい場合は左手のレジに行き、取ってもらいます。
レジ手前のショーケースに小皿が並んでいます。
「キニラウ(Kinilaw)」というお刺身のマリネ。
「ラト(Lato)」(海ぶどう)。
他にゴーヤチャンプルーなどがある時もあるようです。
飲み物もレジの所で注文します。
フレッシュフルーツジュースは無かったです。
お会計は食後に後払い、カード不可でした。
■「Parr’t Ebelle Tinola」のお料理の感想
こちらが無事確保したお料理です!
・ティノーラ→120ペソ(約300円)
・ご飯→20ペソ(約50円)
・キニラウ→200ペソ(約500円)
・カラマンシージュース→50ペソ(約125円)
合計390ペソ(約975円)
キニラウが結構高かったのねっ。
キニラウの感想
まずは、お刺身のマリネ、セビーチェ的なお料理「キニラウ」!
魚の種類は日によって違うそう。
この時は「Rumpi(ルンピ)」という魚で、調べると「オニカマス」でした。
お刺身のマリネ大好きなので、期待していましたが、食べてみると……しょっぱい!
塩味が強すぎましたっ(>_<)
お魚の味は甘みがあるということはなく大味で、普通においしかったです。
その他はトマト、生姜、紫玉ねぎ、カラマンシーが入っていて、トマトがとても硬いタイプだったのですが、それが心地よい歯応えとさっぱり感を出してくれていて良かったです♪
そのまま食べていたところ、お店の方が酢をたっぷりかけてくれました。
後で見た口コミによると、こちらのキニラウは自分で酢をかけるシステムだったみたいです。
酢をかけると塩分が和らぎ、食べやすくなりましたが、それでもしょっぱかったですっ。
というわけで、味付けは塩分が強すぎで、あまり好みではありませんでした。
材料の組み合わせはステキなので、もう少し減塩してくれたらな~と思いましたが、暑い国なので仕方ないですねっ!
ティノーラの感想
そしてメインの「ティノーラ」!
魚はキニラウと同じ「オニカマス」と、「Mamsa(マムサ)」と呼ばれる「ロウニンアジ」の2種が入っているそう。
(正確には「Mamsa(マムサ)」とは「アジ」のことで、ロウニンアジ以外も「Mamsa」と呼ぶことがあるようです。)
これはたぶん「Mamsa」の方だと思います。
ちなみに「マグロのスープがおいしい」という口コミがあったのでお店の人に確認しましたが、マグロのスープは無いそうです。
お味はシンプルに魚と塩の味で、こちらもやはりしょっぱかったです。
魚は硬くもないですが柔らかくもない、しっかりした食感でした。
そんな感じで、こちらもイマイチ私にはヒットしませんでした。
■「Parr’t Ebelle Tinola」では「ララン」と「グリル」がおすすめかも!?
というわけで、個人的には「キニラウ」と「ティノーラ」はイマイチでしたが、どうもお店の口コミと印象が違いすぎるので、改めて口コミを熟読したところ、下記のメニューの方が良かったかもしれません。
・「Tasik」(スギ)のグリル
・イカのグリル
・豚のグリル
「ララン」は飲めるお店が多くはないようでレアなのと、複雑な味がしそうでおいしそうなのと、日本人の方でこのスープを(他のお店で)飲んだ方は皆さん「おいしい」とネット上で書いていらっしゃったので、良さそうです!
「Tasik」というのは正確には「Haruan Tasik(Halwan Tasik)」という魚で、英名は「Cobia」、日本語だと「スギ」で、コバンザメに似た魚だそう。
この「Tasik」がおいしいという声がかなり多かったです。
あと、イカと豚のグリルも評判が良く、確かに間違いなさそうな気がします。
時期的な理由もありますがローカル100%で、セブの日常の空気に触れられて、店員さんも優しかったので、上記のメニューあたりを試してみてはいかがでしょうか!?
私もリベンジしたい気持ちでいっぱいですっ!
では、次回からはいよいよリゾートエリアに移動!
「シャングリ・ラ マクタン セブホテル」をご紹介しますっ!
※上記記事は2022年7月訪問時の情報・レートを基に作成しており、現在の状況と異なる場合があります。