韓国、大邱の「サンミ食堂」で大邱名物「チムカルビ」(蒸しカルビ)を堪能♪
2024/04/08
韓国の大邱(テグ)には「10味」というのがあって、名物料理が10個、ピックアップされています。
そのうちの一つが「チムカルビ」で、いわゆる蒸しカルビ。
カルビを長時間蒸して、唐辛子粉やニンニク、ショウガなどを混ぜたやや辛口のタレで煮たお料理です。
■ローカルで賑わう「サンミ食堂」
チムカルビのお店が集まる「チムカルビ通り」という通りもあり、そちらも気になったのですが、今回は 西門市場内にある人気店「サンミ食堂」へ♪
西門市場でお買い物した後に伺いました。
土曜の夜の店内は、ローカルで賑わっていました。
床はオンドル(床暖房)になっていて、あったかぁ~い♡
■「サンミ食堂」のメニュー
メニューには日本語もあり、分かりやすい!
2人で行き、チムカルビ(牛カルビの蒸し煮)13,000ウォン(約1,300円)を2人分と、ご飯1,000ウォン(約100円)を1つ頼んでみました♪
<メイン>
<ドリンク>
■見た目はワイルド、お味はマイルド
ハーイ!こちらがお料理が揃ったところです♪
納豆汁や冷たいスープ、海藻のおかずなどもやって来ました。
この「洋銀」という素材のお鍋が迫力を醸し出しています。
短時間でお肉の中までタレを染み込ませるために使うというこのお鍋。
練炭の火にかけて煮込むことが多くて、歪んでしまうそうで、とってもワイルドなお姿。
このお鍋がチムカルビのトレードマークなんだとか。
うんうん、きれいな器に盛られるよりも、断然おいしく感じる気がします♪
ただ、もう少し洗浄可能な気がしないでもないですが……(笑)。
さてさて、レタスの上にチムカルビやにんにくを載せて、いただきまーす!
おー! なるほど!
何だか意外に優しい味!
甘辛いタレが絡んだお肉はホロホロ。
甘みは玉ねぎの甘さが出ているような感じ。
見た目ほど味は濃くなく、辛くもなく、どんどんお箸が進みます♪
最後にお鍋にご飯を入れて、タレを絡めて食べたらまた、おいしかったです♪
辛さは、注文時に希望を聞いてもらえて、「少し辛く」とお願いしました。
■初めてのチムカルビの感想
チムカルビ。
ある程度、想像通りのお味だったのですが、やはり蒸し料理ということで、食感とお味が優しく、マイルドな印象で、ちょっぴり物足りなさを感じました。
「ほほ肉の煮込みより、ステーキが好き」という好みと同じ原理で、私は「チムカルビより、焼肉やサムギョプサルの方が好きかも」と思いました。
ガツンと来る物が好きなんです。
ただ、他にもチムカルビがおいしいお店があるようなので、もう少しいろいろ食べてみたいと思います♪
なお、こちらのサンミ食堂ですが、市場のメイン通りから、細い道に入って進んだ所にあり、ちょっと分かりづらいかもしれません。
お店の東側にある太い通りから行く場合は、通りの途中にあるこの門↓をくぐり、まっすぐ進むと、左手にお店があります。
お店の方は終始とっても優しくて、食後は外のイスでお茶を出してくれたりしました。
西門市場でチムカルビを体験するにはいいお店だと思います♪
※上記記事は2016年12月訪問時の情報・レートと2024年4月グーグルマップ確認時の営業時間を基に作成しており、現在の状況と異なる場合があります。