詳しい乗車記!ウズベキスタンの高速鉄道「アフラシャブ号」ビジネスクラス乗車記(タシケント→サマルカンド)
ウズベキスタンの観光地に行く時に乗る「ウズベキスタン鉄道」!
いくつか列車の種類がある中で、「アフラシャブ号(Afrosiyob)」が最速&快適で人気があり、競争率が高いです。
私はその「アフラシャブ号」の「タシケント→サマルカンドのビジネスクラス」と「サマルカンド→タシケントのエコノミークラス」に乗ってきました。
この記事ではまず、「タシケント→サマルカンドのビジネスクラス」の乗車記をお届けします♪
<もくじ>
■「ウズベキスタン鉄道」の予約方法など
・予約方法
・予約開始日
・タシケント~サマルカンド間の「アフラシャブ号」の片道料金
・タシケント~サマルカンド間の「アフラシャブ号」の所要時間
■タシケント駅での列車の乗り方
・タシケント駅への入り方
・列車の乗り方
■「アフラシャブ号」のビジネスクラスの様子
・車内の様子
・席の様子
■「アフラシャブ号」のビジネスクラスの車内サービス(軽食・ドリンク)
■「ウズベキスタン鉄道」の予約方法など
予約方法
予約はウスベキスタン鉄道の公式予約サイト(https://eticket.railway.uz/en/home)からできます。
出発地と行先と日にちを選んで進みます。
私が予約した時は往復まとめて買えなかった(方法が分からなかった?)ので、片道ずつ買いました。
チケットがメールで送られてくるので、印刷しておきます。
予約開始日
今、日にちを選んで確認してみると、59日前から予約できるようです。(時期によって変わるかは不明)
予約開始日など、できるだけ早く予約するのがベターですが、今回私は6週間前くらいに「アフラシャブ号」を何とか予約することができました。
(ハイシーズンではない10月下旬の乗車の予約。)
タシケント~サマルカンド間の「アフラシャブ号」の片道料金
・ビジネス→360,000スム(4,094円)
・エコノミー→245,000スム(2,786円)
※日本円は私が予約した時のカードの請求額。
あとビジネスの上にVIPクラスもあるらしいのですが、予約サイトでは見当たりませんでした。
タシケント~サマルカンド間の「アフラシャブ号」の所要時間
・「アフラシャブ号」→2時間18分~30分くらい。
・他の列車→3時間30分~4時間30分くらい。
■タシケント駅での列車の乗り方
タシケント駅への入り方
タシケント駅から乗る時は、駅舎の左右どちらかの荷物検査場を通ってから、中央の入り口に進み、中に入ります。
右側の検査場は↓の所にあります。
駅の建物に入ると、手前にベーカリーカフェや売店があり、奥の外にホームがあります。
荷物を駅に預けたい場合は、矢印の所の階段を下りた所に荷物預かり所があります。(→詳細記事)
私はスーツケースが巨大&サマルカンドでのホテル移動が多かったので預けてみました。
列車の乗り方
どのホームから乗るのか分からなかったのですが、外への出口の所にいる係員さんに聞くと、目の前だと教えてくれました。
外に出てすぐのホームでした。
(出口手前に改札のような機械がありましたが、何もせず、無視して大丈夫でした。)
今回はタシケントが始発の7:54発の列車で、7:30に列車が入って来て、すぐに乗ることができました。
乗る時は自分の席がある車両から乗ります。
ただ、ビジネス(2車両)用の入り口は1つの入り口から入るようになっていました。
車両番号は、乗車口の横に表示されています。(これはエコノミークラスの写真)
自分の車両番号は、チケットの「Coach」の所に書いてあります。(この写真はエコノミークラスのチケット)
乗車口前でチケットのチェックがあります。
そして乗車口はこのように↓、まぁまぁ高い位置にあります。
こんな感じで、「よっこいせー!」と持ち上げることになります。
■「アフラシャブ号」のビジネスクラスの様子
車内の様子
ではでは、席へ~♪
このガラスドア手前右側のボタンは、トイレのドアを開けるボタンです。
ビジネスクラスの席は、1席+2席の配列で広々♪
私の車両には、車いす用のスペースがありました。
真ん中の方には、テーブル越しに向き合う席があるので、予約時注意が必要です。
荷物は、席の上の荷物置き↑に置くか、車両の端にある荷物置き↓に置くか。
車両によって、若干荷物置きの大きさが違いました↓。
荷物置きに置けない場合は、車両と車両の間のスペースに置いていいと係員さんが言っていました。(これはエコノミークラスの写真)
席の様子
席番号は席の上の方に貼ってあります。(これはエコノミークラスの写真)
四角が窓を表していて、四角に近い方が窓側、その下が通路側の席番号です。
自分の席番号は、チケットの「Seat」の所に書いてあります。(この写真はエコノミークラスのチケット)
席は足元広々で、フットレストもありました♪
たぶん天井のテレビ用の、イヤホンジャックもありました。
未確認ですが、イヤホンをもらえたという口コミもありました。
窓には日よけがあり、助かりました♪
景色は絶景が見えるとかではなかったですが、ウズベキスタンの雄大な国土を見られたという感じで、良かったです。
小高い山とか、
家畜チックな動物の群れとか、
荒野?とか畑とかが見えました。
■「アフラシャブ号」のビジネスクラスの車内サービス(軽食・ドリンク)
さてさて、席に着いたら、早速車内サービスが始まります♪
最初にメモを持った係の方が、「コーヒー?カプチーノ?エスプレッソ?・・・」とつぶやきながらやってきます。
それは有料です。
その後、無料の軽食サービスがワゴンでやって来ます。
この時の軽食はレーズン入りデニッシュパンとカップケーキとインスタントコーヒーでした。
ウェットティッシュ付き。
デニッシュはバターの香りはゼロでしたが、レーズンのみの甘さというくらい甘さ控えめで、砂糖入りのコーヒーとよく合いました。
コーヒーは砂糖入りでも意外に甘さ控えめのタイプで、飲みやすかったです♪
カップケーキは卵の味がして、おいしかったです(^^)
その後に有料のお菓子の車内販売がありました。
紙コップ入りのチーズのような物も登場していましたが、有料だったのかな?
■「アフラシャブ号」のビジネスクラスのトイレ
ビジネスクラスのトイレは、これこそがエコノミーとの最大の違い!と言っていいほど、すばらしいトイレでした!
入る時にはこの緑の「< >OPEN」ボタンを押すと、ドアが開きます。
中に入ったら、中にもボタンがあるので、「>< CLOSE」ボタンを押してドアを閉め、下の「LOCKING」ボタンで鍵をかけます。
出る時は「< >OPEN」ボタンを押すとドアが開きます。
そして、中は広~い!
流すボタンは小さいですが、トイレットペーパーの近くにあります。
手洗い場も広くてきれいで、
ハンドドライヤーもあり、
おむつ交換台もありました~。
■サマルカンド駅到着後の流れ
サマルカンド駅到着後は、駅舎に入らず、ホームから外に出ます。
この時に列車の写真を撮るのもいいと思います♪
乗車時より落ち着いて撮ることができます(^^)
それから、ホームの仕切り?に、このように「EXITはこっち←」という案内表示があるので、それに従って歩きます。
駅舎を見て左方向です。
するとこのような通路に出て、ここから駅の外に出られます。
あとは好きな場所まで歩いて、「Yandex Go」などでタクシーをつかまえます。
私はこのくらい↓まで進んでみました。
以上、「アフラシャブ号」のビジネスクラスの乗車記でした!
席もトイレもきれいで、のんびり景色を楽しめて、快適で楽しい列車の旅でした(^^)
次回はサマルカンド→タシケントの移動で乗った「アフラシャブ号」のエコノミークラスをご紹介します♪
※上記記事は2024年10月訪問時の情報・レートを基に作成しており、現在の状況と異なる場合があります。