詳しい乗車記!ウズベキスタンの高速鉄道「アフラシャブ号」エコノミークラス乗車記(サマルカンド→タシケント)
2024/12/08
ウズベキスタンの最速高速鉄道「アフラシャブ号」!
前回はタシケント→サマルカンド間の「ビジネスクラス」をご紹介しました。
今回はその帰り、サマルカンド→タシケントまで乗った「エコノミークラス」の乗車記です♪
乗車時間は約2時間26分でした。
ウズベキスタン鉄道の予約方法やタシケント~サマルカンド間の料金などは、前回の記事に載せています(^^)
<もくじ>
■サマルカンド駅での列車の乗り方
・町中心から駅までの所要時間
・サマルカンド駅への入り方
・サマルカンド駅の中の様子(お土産さんなど)
・列車の乗り方
■「アフラシャブ号」のエコノミークラスの様子
・車内の様子
・席の様子
■「アフラシャブ号」のエコノミークラスの車内サービス(軽食・ドリンク)
■サマルカンド駅での列車の乗り方
町中心から駅までの所要時間
まず、ホテルからサマルカンド駅までは、配車アプリ「Yandex Go」のタクシーで行きました。
夕方で渋滞していて、町中心から約27分かかりました。(「Kosh Havuz boutique hotel」から)
空いている時は10分台で行けるようですが、調べるとどの時間帯でも渋滞の可能性があるようなので、ホテルの場所にもよりますが最低30分は見ておいた方がいいと思います。
なお、駅到着時間は、荷物検査が混雑した場合のことを考えて、列車の発車時間の50分前に着くように計画しました。
サマルカンド駅への入り方
さて、サマルカンド駅に着いたら、建物の左の方にある荷物検査場に向かいます。
左側から検査場に入って、自分と荷物の検査を受け、建物中央の入り口に進み、中に入ります。
私は小さいアーミーナイフを荷物に入れていましたが、大丈夫でした。
サマルカンド駅の中の様子(お土産屋さんなど)
建物の中に入るとこんな感じで、奥の外がホームになっています。
(手前に写っているのは地下に行く階段。)
この右手↑に写っているお土産屋さんの上に電光掲示板があるのですが、「知ってるよ!」という情報しか載っておらず↓。
相変わらず、どのホームから出発するかは係員さんに聞く必要がありました。(目の前のホームとのこと。)
こちら↓は駅に入って右端から撮った駅全貌写真です。
カフェやお土産屋さんがいくつかあり、あと地下にトイレや荷物預かり所があるそうです。
お土産屋さんには洋服とかバッグとかお皿とかがありました。
サマルカンドの名物のナンのお店もありました。
サマルカンドのナンが一番おいしいと言われています。
列車の乗り方
係員さんに出発ホームを聞くと、外に出てすぐのホームだったので、そこで待ちました♪
来た来た。
乗る時は自分の席がある車両から乗ります。
車両番号は、乗車口の横に表示されています。
自分の車両番号は、チケットの「Coach」の所に書いてあります。
乗車口前でチケットのチェックがあります。
そして乗車口はまぁまぁ高い位置にあります。
荷物はこんな感じで、「ふんっ!」と持ち上げることになります。
■「アフラシャブ号」のエコノミークラスの様子
車内の様子
エコノミークラスの席は、2席+2席の配列。
ビジネスクラス同様、真ん中の方の席は向かい合わせの席になっていて、エコノミーの場合は間にテーブルが無い場合があります。
なるべく対面席は避けた方がいいと思います。
(対面席の位置は、予約時に席を選ぶ時に表示されるシートマップで分かるようになっています。)
荷物は、席の上の荷物置きに置くか、
車両の端にある荷物置きに置くか、
荷物置きに置けない場合は、車両と車両の間のスペースに置いていいと係員さんが言っていました。
大きさによっては、自分の席の、足の前のスペースに置くこともできると思います。
席の様子
席番号は席の上の方に貼ってあります。
四角が窓を表していて、四角に近い方が窓側、その下が通路側の席番号です。
自分の席番号は、チケットの「Seat」の所に書いてあります。
数字の下の「H」は「番」という意味で、関係無いです。
席は足元広々で、フットレストもありました♪
隣の席との間のひじ置きは1つしかありませんでしたが、それ以外のスペースは、ビジネスクラスと違いが無いように思いました。
テーブルも大きくて快適♪
隣の席との間のひじ置きの下に、コンセントがありました。
そして、口コミによると、エコノミーにも天井のテレビ用のイヤホンジャックがあったようです。(これはビジネスクラスの写真)
窓には日よけがあります♪
この時は暗くなる時間だったので、景色はほとんど見ませんでしたが、行き同様、このような荒野が見えたはずです。
■「アフラシャブ号」のエコノミークラスの車内サービス(軽食・ドリンク)
さて、席に着いたら、やがて車内サービスが始まります♪
「コーヒー?カプチーノ?エスプレッソ?・・・」とつぶやきながら注文を取りに来るドリンクや、ワゴンのお菓子は有料です。(これはビジネスクラスで撮った写真)
その後、無料の軽食サービスがワゴンでやって来ます。(これはビジネスクラスで撮った写真)
この時の軽食はデニッシュパンとインスタントコーヒーと飲み物は紅茶をお願いしました。(グリーンティーもあり)
右奥のナッツは隣の席の人が買い与えてくれた物です。
デニッシュパンは何が入っていたか忘れてしまいましたが、行き同様、バター感ゼロの甘さ控えめのパンだったと思います。
紅茶はあまりおいしくなかったです。
■「アフラシャブ号」のエコノミークラスのトイレ
そしてトイレはビジネスクラスとかなり違いがありました。
場所は車両と車両の間にあります。
ドアのハンドルの下の丸い部分から緑色が見えていたら、空いています。
中はこんな感じで超狭いです。
また、たまたまかもしれませんが、トイレットペーパーが無かったので、ティッシュを持っていくのがおすすめです!
■タシケント駅到着後の流れ
そんなこんなでタシケント到着!
何本かホームがある中の、真ん中の方のホームに着きました。
通常は、そこからホームの端に行って建物に入らずに出ていくと聞いています。
私は駅舎に荷物を預けていたので、ホームにある階段↓で地下に行きました。
(荷物預かり所の詳細はコチラ。)
地下では道が左右に延びていましたが、道が短そうな方に行くと、駅舎につながっていました。
扉の向こう右手に荷物預かり所があり、左手に駅舎の1階に行く階段がありました。
荷物を受け取った後は、階段で1階に行き、タシケント出発時の流れを逆走する流れで外に出ました。
つまり、建物の外に出て→写真右端に写っている荷物検査場↓を通過し(ノーチェック)→駅の外に出ました!
その後は、大通りまで前進して、「Yandex Go」でタクシーをつかまえて、ホテルに行きました(^^)
以上、「アフラシャブ号」乗車記でした!
やっぱり、旅の途中に列車移動があるというのは、アクセントになって楽しかったです♪
これから利用される方の参考になることがありましたら、うれしいです(^^)
ウズベキスタン鉄道の記事
★詳しい乗車記!ウズベキスタンの高速鉄道「アフラシャブ号」ビジネスクラス乗車記(タシケント→サマルカンド)
★ウズベキスタンのタシケント駅の荷物預かり所の場所・料金・営業時間・注意事項
※上記記事は2024年10月訪問時の情報・レートを基に作成しており、現在の状況と異なる場合があります。