サマルカンド「シヨブバザール」でお土産探し!おすすめの物と売られている物をご紹介!(食べ物編)
2025/01/08
サマルカンド最大の市場、「シヨブバザール」!
こちらは規模的にも造り的にも、タシケントの「チョルスーバザール」より見やすくて良かったです!
どんな物が売られていたか、たっぷりご紹介します♪
今回は食べ物編、次回は食べ物以外編です。
<「シヨブバザール」で売られている食べ物>
■ドライフルーツ&ナッツ
・ドライフルーツ&ナッツの種類
・おすすめのドライフルーツ
■結晶糖「ナバット」&お菓子
・ナバット
・ハルヴァ
・パルヴァルダ
・その他のお菓子
■蜂蜜
■お茶
■スパイス
・スパイスの種類
・「サマルカンド産サフラン」には要注意!
■フルーツ
・フルーツの種類(10月末)
・ザクロ&ザクロジュース
■野菜
■ナン
■卵
■ドライフルーツ&ナッツ
まずはウズベキスタンの名物、ドライフルーツ&ナッツ!
ドライフルーツ&ナッツの種類
いろんな種類のドライフルーツとナッツがきれいに並べられています。
ドライフルーツは、アプリコット、ゴールデンレーズン、黒ブドウのレーズン、いちじく、マルベリー、メロン(細長く編み込まれている)などがありました。
数種類の詰め合わせもカワイイ♡
ナッツ系は、アーモンド、くるみ、カシューナッツ、ピスタチオ、ヘーゼルナッツ、あんずの種、ピーナッツ、揚げたひよこ豆など。
おすすめのドライフルーツ
おすすめは黒ブドウのレーズンとゴールデンレーズンです!
黒ブドウの方はギブリット種という大粒で細長いブドウのレーズンで、一般的なレーズンよりも甘さ控えめで、自然な甘さでとってもおいしいです!
(このブドウは生の状態でも、さっぱりした甘さでとてもおいしかったです!)
軸が付いているのですが、製造工程で果汁を逃さないようにするためだそう。
日本では、このレーズンは「サヤキレーズン」という名前で、陰干ししたレーズンとして売られているようです。
黄色いゴールデンレーズンは酸味が強くて、これまたおいしい!
両方ともよくあるレーズンとは違う味で甘さがしつこくなく、パクパク食べられるので本当におすすめです♪
私は両方スーパーで買ったのですが、たぶん同じ味だと思いますっ。
ぜひ、試食させてもらって、お気に召した場合には買ってみてください(^^)
他には、ドライいちじく(たぶん手前2つとも↓)も、日本で見るのとは違う様相で、買いませんでしたが、買えば良かったと思っています。
奥の茶色いマルベリーも、スーパーフードですし、日本より安そうなので、買えば良かったかなと思っています。
ちなみにウズベキスタンのアプリコットは酸味が少ないタイプなので、買う前に試食して、好みかどうか確認するのがおすすめです。
■結晶糖「ナバット」&お菓子
続いてお菓子コーナー!
ナバット
よく見かけるのが、こちらの結晶糖、「ナバット(Navat)」。(「ナヴォット(Navvot)」とも)
塊のタイプや、棒付きの個包装タイプ↓もあります♪
味はマイルドな黄金糖みたいな味で、カリカリ嚙み砕くことができて、心地よい食感です。
ウズベキスタンではお茶に甘みを加えるのに使います。
私はホテルの朝食ビュッフェで見つけて、試すことができました(^^)
飲み物に砂糖を入れる方や、料理に使ってみたい方にはいいと思います。
ディーン&デルーカなどでも、似たような↓オシャレ砂糖がありますよね♪
このナバットの作り方は、水に砂糖を入れて煮詰めたシロップを糸を張ったボウルに入れ、3日放置するとその糸やボウルの底に砂糖の結晶ができるのだそう。
色の違いはシロップの沸騰時間によるものとのこと。
なお、本物のナバットは、スパイスを加えたぶどうジュースから作られるのだそうです。
<作り方動画はこちら!>
ハルヴァ
石鹸のような見た目の、伝統的なお菓子「ハルヴァ(Halva)」。
いろんな種類がありますが、大体、ヒマワリの種、ゴマ、あるいは小麦粉などの穀物のベースに、バターなどの油脂と砂糖を加えて固めたお菓子です。
油脂を加えないタイプや、砂糖のシロップに卵白を加えて泡立てた物がベースの物もあるようです。
形も円盤型の物や、ロールケーキをカットしたような形の物もあります。
味や食感は物によって結構違うので、試食できたら試食して選ぶのがおすすめです。
私は3種類くらい食べたことがあり、下記のような感想でした。
・ミルク味→練乳のような味で、結構甘いけどおいしい!
・ヒマワリの種味→滋味深い味で、甘さ控えめで、なかなかおいしい!
・ピーナッツ味→甘さ控えめで食べやすいけれど、味に珍しさは無い。
ミルク味は誰もがおいしいと言うのでは!?と思います!
パルヴァルダ
バター飴みたいな見た目の白糖飴、「パルヴァルダ(Parvarda)」。
ドライフルーツやナッツと並んで、ウズベキスタンのお茶うけの定番の一つです。
朝食会場にもよくありますし、こちら↓はホテルのロビーに置いてあった物です。
私は食べなかったのですが、1個くらい試せば良かったですっ!
パルヴァルダの作り方は、水に砂糖を入れて煮て、レモン汁を加え、別のボウルに移して少し冷やして塊にして、壁に付けた棒に引っかけて伸ばして折ってを繰り返して、最後に小麦粉の上で細長いヒモ状に伸ばして、小さくカットするそう。
<作り方動画はこちら!>
その他のお菓子
こちらはたぶん、ロシア由来の乾パンやプレッツェル系のお菓子。
ロシアでは、スティック状のが「ソロムカ」、小さいリング状のが「スーシキ」、それより少し大きいのが「バランキ」という名前のよう。
■蜂蜜
蜂蜜もウズベキスタンの名産品。
巣みつやナッツ入りの物もありました♪
白い蜂蜜は大抵おいしいので、白い蜂蜜を買っておけば間違いないと思います!
穀物屋さんにも少しありました。
あと、ガイドブックによると、バザールの敷地の真ん中にある建物(写真左の白い建物↓)の1階でも、蜂蜜や蜂蜜石鹸が売られているみたいです!
私は見逃しました!(>_<)
■お茶
お茶も少し売られていました。
無理やり嗅がせてくれたフレーバーティーは、すごくいい香りでした!
お茶好きの方はチェックしてみてください♪
■スパイス
スパイスもいろいろありました♪
スパイスの種類
クミン、黒こしょう、パプリカパウダー、チリパウダー、ターメリック、バーベリー、コリアンダー、ローリエ、シナモン、ドライトマト、ディル、バジル、八角、クローブ、サフラン、サフラワーなどなど。
レーズンを含めた「プロフセット」(左下の袋)を売っているお店も♪
お土産用の詰め合わせも♪
誰にでも使いやすくておすすめのスパイスは、クミンシードです!
カレーはもちろん、じゃがいもやキャベツやラム肉、にんじんサラダなどにも最高に合います♡
「サマルカンド産サフラン」には要注意!
一点、要注意なのが、サフランです!
赤いのがイラン産、オレンジ色のがウズベキスタン産(サマルカンド産)と、みんな言ってきます。(ガイドブックでも。)
しかし、オレンジ色の方はサフランではなく、「サフラワー(紅花)」だと思います!(→参考サイト(最後の段落))
サフラワー(紅花)はサフランとは違う植物で、サフラン同様に着色はできるものの、あのサフラン特有の香りがありません。
本物のサフランは雌しべの部分で、シュっとしていて赤一色。
一方、サフラワー(紅花)は花びらの部分で、少しほわほわしていて、オレンジ色と黄色の部分があります。
お値段は各10gで、イラン産が80,000スム(約930円)、ウズベキスタン産が65,000スム(約760円)とのこと。
日本でサフランを買うと1g1,000円はするのでイラン産が本物のサフランならお買い得です。
どちらを買うにしても、香りを確認してみてください!!
■フルーツ
フルーツの種類(10月末)
10月末にあったフルーツは、ブドウ、ザクロ、柿、りんご、みかん、バナナ、キウイ、パイナップル、洋ナシなど。
レアな物では↓、左上のマルメロ、右上のサンザシ、下段のラズベリーと巨大なスイカ&メロン。
私はザクロの他に、いちじくと平たい桃「蟠桃(ばんとう)」も狙っていたのですが、それらはもう終わりの時期だったみたいです。
(最後にタシケントのバザールで何とかゲットできました!)
ザクロ&ザクロジュース
でも、ザクロは期待通り、めちゃくちゃたくさん売られていました!
生絞りジュース屋さんもたくさん!
口コミによると、ザクロジュースの値段は、小さいの(300mlくらい)が10,000スム(約116円)、大きいのが25,000スム(約290円)くらいのようです。
(最初はもっと高く言われるかも。)
私はレストランで飲みましたが、甘いだけではなく、種の渋みがガッツリあって、とってもおいしかったです!
バザールでは作り置きではなく、搾りたてをもらった方が安心感がありそうです。
私はバザールをずっと奥まで進んで、外に出た所にあるこのお店↓で、実を買ってみました。
熟しているか心配していると、皮を剥いて確認させてくれました。
ザクロの値段は2個で14,000スム(約165円)、日本の5分の1くらいの値段でした!!!
ザクロ大好き人間なので、日本からザルなどを持参して満喫しました♪
皮の剥き方などは、別記事でご紹介します。
ザクロはホテルの朝食にも結構出てきましたが、熟していなかったりして、このバザールのが一番おいしかったです♪
なお、ブドウは朝食に必ず出て来るので、買わなくてもいいと思います。(おいしいので、さらに食べたい場合はもちろんどうぞ!)
■野菜
野菜もたくさんあり、じゃがいも、玉ねぎ、カリフラワー、ブロッコリー、キャベツ、白菜、ナス、ピーマン、パプリカ、にんじん、かぼちゃ、バターナッツかぼちゃ、赤かぶ、緑色の大根などなど。
しょうが、にんにく、トウガラシ、ディル、レタス、フェンネル、パクチー、ラディッシュ、ねぎなどもありました♪
■お惣菜(サラダ&ピクルス)
お惣菜売り場には、カラフルなサラダやピクルスがズラっと並んでいました!
ビーツのサラダ、春雨?のサラダ、にんじんサラダ、キュウリのピクルス、トマトのサラダなどなど。
左手前の袋に入っているのは細めのフライドポテトで、左のビーツのサラダ(フランスサラダ、またはフランススキーサラダ)のトッピング用みたいです。
こちらは異彩を放っていた謎の謎漬け!
ツヤツヤしていて、おいしそうだけど……
大きさ的に、緑色の大根↓の、コーラ漬け?
それともコーラのボトルに入ったアマニ油漬け??
聞いてくれば良かったです!(>_<)
■ナン
ナン屋さんもた~くさん♪
リヤカーで大切に運ばれてきた感じが、微笑ましいし、かわいかったです♡
ナンは1ヶ月くらい日持ちするそうですので、気に入った方はお土産にしても♪(重いけど。)
ただ、日本ではすぐにカビが生えてしまうので、帰国したらカットして冷凍保存してください(^^)
■穀物&黒いアマニ油
そして穀物売り場。
お米の他に、ソバの実、ひよこ豆、緑豆、レンズ豆、オーツ麦、エンドウ豆、虎豆や花豆に似た豆などなど種類豊富。
サマルカンドプロフ用の黒いアマニ油は、この穀物売り場でたくさん売られていました。
手前と、奥にもペットボトルがたくさん写っていますよね↓。
ボトルはリサイクル!が徹底されていました(笑)。
■卵
卵やうずらの卵も売られていました。
うずらの卵はプロフのトッピングになっていたりします。
■肉&チーズ
私は見逃しましたが、ガイドブックによると、敷地内の真ん中にある建物(写真左の白い建物↓)の奥1階に肉売り場、2階にヨーグルト&チーズ売り場があったみたいですっ。
(この建物を完全にスルーしてしまいました……。)
ちなみに、私が使ったガイドブックは「地球の歩き方Plat P23 ウズベキスタン」です!
「シヨブバザール」の地図が載っているので、ちゃんと見ておくのがおすすめです!(>_<)
では、次回は「シヨブバザール」で売られていた食べ物以外の物、ストールやお皿などをご紹介します♪
※上記記事は2024年10月訪問時の情報・レートを基に作成しており、現在の状況と異なる場合があります。