<確認済み>スパムは日本に持ち込み可能!検疫所で確認してきました!(要申告)
2022/10/31
スパムって、たまに食べるとすごくおいしいですよね♡
グアムでは、だいたい缶詰が2.99ドル(約335円)でした。
今回、そのスパムは日本に持ち込み可能であることを確認してきましたので、条件などをシェアします♪
■スパムは日本に持ち込み可能
今回動物検疫所に直接確認した結果、スパムに限らず、持ち込める肉製品とその中の例外は下記の通りです。
十分加熱調理された賞味期限が長い缶詰、瓶詰、レトルトパック、フリーズドライの肉製品
<× 例外>下記の場合は持ち込めません。
①缶詰、瓶詰、レトルトパックであっても、きちんと加工され、滅菌されているか判断できない場合
②豚コレラなどの病気が発生した国からそれらの肉製品持ち込む場合
③商品が開封されている場合
例外①については、缶詰や瓶詰やレトルトでも、滅菌されていないただの缶入り、瓶入り、レトルトパック入りではNGということです。
普通に考えて、先進国アメリカのスーパーで売られている普通のスパムでしたら大丈夫だと思います。(病気が発生していない場合)
■パッケージに「検査証明書のマーク」が付いていなくても持ち込み可能
動物検疫所の案内では、アメリカの肉製品は、輸出国政府機関の「検査証明書マーク」が付いていれば持ち込めると書かれています。
それで先日、グアムからマーク付きのスパムを買ってきて、申告もしました。
ところが、後日、別件で問い合わせた時に確認したら、なんと、マークが付いていなくても持ち込めるとのことでした!
つまり、先述したように「十分加熱調理された賞味期限が長い缶詰、瓶詰、レトルトパック、フリーズドライの肉製品(例外を除く)」なら持ち込めるそうです。
逆に上記でなければ、マークが付いていても持ち込めないとのこと。(えぇっ!)
ちなみに「検査証明書マーク」とはこういうものです↓
■肉製品を持ち込む時は検疫所で申告が必要
持ち込み可能な肉製品を買ったら、帰国時に日本の空港の動物検疫所で申告が必要です。
動物検疫所は、荷物を受け取るターンテーブルのあるエリアにあります。(税関の端)
順番としては、荷物受け取り→動物検疫所→税関→出口を出るとなります。
動物検疫所でスパムを見せると、スパムが開いていないことなどを確認後、下の「検査済スタンプの紙」を渡してくれました。
これを見せびらかしつつ、税関を通って、終了です。
(税関では「何の検査を受けましたか?」「スパムです。」というやりとりをしました。)
ちなみに、税関は申告あり・なし、どちらのカウンターに行っても大丈夫です。(空いている方へ♪)
なお、以前に申告して持ち込んだことがある物と同じ物を持ち込む場合も、毎回申告が必要とのことでした。
■上記ルールは変わる可能性もあります
今回のスパムや肉製品の持ち込みについての確認は、2019年7月にしました。
このような持ち込みできる肉製品についての情報は、公式ではどこにも見当たりませんでしたが、先述の例外①について、つまり、持ち込める缶詰と持ち込めない缶詰を正確に指し示すのが難しく、混乱を避けるために公表していないということでした。
今後、このルールに何らかの変更があるかもしれませんし、持ち込みできそうに見えてできない缶詰や瓶詰があるのかもしれません。
肉製品を持ち込まれる際は、その可能性は念頭に置いておいていただければと思います♪
<お願い>
今回の記事は、確認した内容そのままですが、もし、スパムの缶詰を持ち込めないケースがあったとしても、私の方では責任を負えません。
必要に応じて、ご自身でも検疫所に確認していただきますようお願いいたします。
※上記記事は2019年1月訪問時の情報・レートと2019年7月に確認した情報を基に作成しており、現在の状況と異なる場合があります。